今年の夏は景気がいい!?
こんにちは、今日でお盆休みが終わる、ふるきちです。
景気のいい話が飛び交う 2017年夏に起きているコト : J-CASTニュース
今年の夏は、猛暑。
これはもう言うまでもない。
経済的には、夏は暑いほうが景気が良くなる。
冬は寒ければ寒いほどいい。春は花粉が多ければ多いほどいい。
秋は、、、。
要はそれぞれの季節らしければ、日本経済は潤うのだ。
で、気になる猛暑の経済効果。
気象庁のまとめでは、東京の7月の平均気温は27.3度と、前年より1.9度も高いが、近年で最も厳しい猛暑に見舞われた2010年の28.0度には及ばず、2011、2013年と同じ。
第一生命経済研究所の試算では、7~9月の東京・大阪の平均気温が1度上がると、実質国内総生産(GDP)を3212億円、押し上げる。消費増に伴う輸入増の影響も考慮すると、2010年並の猛暑になった場合は、7~9月期の実質GDPを3072億円(0.2%)押し上げることになるという。関連業界などが期待するところだ。
たかが平均気温が1度上がるだけで実質国内総生産GDPが3212億円上がるのは目からウロコ。
日本経済のためにも温暖化大歓迎といったところか!?
しかし、猛暑の恩恵を受けていない商品はビールだ。
これは意外。暑ければ暑いほど、グイッと喉越しを楽しみたいのがビール。
が、今年からビールは苦戦を強いられる。
なぜなら、ビールは今年から安売りの規制がかかった。例年より1〜2%減。
暑くなるに従い売上は上がってきたけどそれでも厳しい。残暑が続く9月半ばまでが勝負といったところだ。
そして、猛暑だからといって2017年度の経済が良くなるかといったら、それは別。
こんなレポートがある。
「猛暑効果により売上を伸ばす財・サービスは暑さを凌ぐためにやむなく出費するものが多い。したがって、今年も猛暑効果で夏に過剰な出費がなされれば、秋口以降は家計が節約モードに入ることが予想されるため、秋以降は注意が必要だろう」
「夏の日照時間が増加して来春の花粉飛散量が増えれば、花粉症患者を中心に外出がしにくくなることからすれば、猛暑は逆に来春の個人消費を押し下げる可能性もある」
もちろん業界によって見解は様々だが、冒頭で伝えた、春は花粉が多ければ多いほどいいわけではなさそうだ。
まあ、製薬会社はいいかもな。
いずれにせよ、まだまだ夏本番!
暑さを凌ぎ、夏を楽しみましょう!
Have a good summer days !