信用の面積を広げるとは-『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』西野亮廣
お金を稼ごうとすると、どこから手をつけていいのか迷うけど、信頼の面積を広げるという風に考えると霧が晴れる。
こんにちは、ふるきちです。
キングコング西野の名著中の名著。
斬新な切り口で多分野に進出し1つにまとめてるとこがすごい。
どの章も紹介したいけど、今回は一番勉強になったとこだけ紹介。
冒頭の引用文は、自分の価値(信用)を面積で例えている。
(本書のこの章は、藤原和博著『必ず食える1%の人になる方法』の紹介で展開している)
前提として、"1万時間の法則"という言葉がある。
誰でも1万時間かければ『100人に1人』になれる。しかし、100人に1人程度では生活できない。
そこで、『100人に1人』の能力を3つ作るのだ。
例えば、Aという能力が『100人に1人』になったら、別の分野のBの能力を『100人に1人』にする。
そうすれば、
100分の1×100分の1=1万分の1
の存在なれる。
AとBを結べば線になる。
そして、さらに新しいCの能力をつくることで面積になるのだ。
100分の1×100分の1×100分の1=100万分の1
100万人に1人になれば超レアな存在だ。
ここまで来たら競合他者はいないだろう。
完全オリジナル、貴方だけの市場だ。
で、大事なのはA、B、Cの点の距離は遠いほうがいい。要はそれぞれ全く違う分野のほうが価値(信用)の面積が大きくなるのだ。
広く浅い人よりも深い分野を3つある人が重宝される。
もちろんA、B、Cは自分が好きなことである方が習得のスピードも早い。
A、B、Cが見つからない人は見つかるまで広く浅く手当たり次第やっていこう。
この本を読んで、信用の面積、は大変参考になった。