お金と真摯に向き合う-『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ
こんにちは!億兆の世界探検家☆ふるきちです\(^o^)/
今回紹介する本はこちら!
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者の紹介
起業家・教育者・投資家
対照的な二人の父親
著者・ロバートキヨサキには二人の父親がいる。
金持ちの父と貧乏な父。
一方は高い教育を受け知的な人だ。
四年制大学を2年で卒業し博士号を取得、さらに高度な教育を受けるために三つの大学をはしごした。どの学校でも成績優秀で、授業料は奨学金でまかなっていた。
しかし、もう一方の父親は高校すら卒業していない。
二人の父は共に勤勉だった。
二人とも仕事は上手くいって収入も多かった。
だが、一方の父親は死ぬまでお金に苦労し、もう一方の父親はハワイで最も裕福な人間の一人となった。
一方の父は家族への遺産だけでなく慈善活動や教会の活動に何千万ドルという金をのこした。もう一方の父は未払いの請求書だけ残していった。
二人の父の言葉の違い
二人の父親は何かにつけて正反対の考え方をしていた。
一方の父は「金への執着は悪の根源だ」と言うのに対して、
もう一方の父は「金がないことこそが悪の根源だ」と言う。
一方の父は「金持ちはお金に困っている人を助けるためにもっと税金を払うべきだ」と言うのに対し、もう一方の父は「税金は生産するものを罰し、生産しない者に褒美をやるためのものだ」と言う。
教育の考え方も違う。
一方の父は「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから」と言うのに対し、もう一方の父は「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買えるから」と言う。
子どもへの考え方も違う
一方の父は「私にお金がないのは子どもがいるせいだ」と言うのに対し、もう一方の父は「私が金持ちでいるのは子どもがいるからだ」と言う。
家族との会話も違う。
一方の父はお金やビジネスについての話を食卓でするのは大いに奨励するが、もう一方の父は食事をしながらお金の話をしてはいけないと言う。
お金の使い方も違う
一方の父は「お金に関しては安全第一に」と言うのに対し、もう一方の父は「リスクをとることを学べ」と言う。
持ち家にたいする考え方も違う
一方の父は「この家は私たちにとって最大の投資であり、最大の資産だ」と言うのに対し、もう一方の父は「この家は負債だ。持ち家が自分にとって最大の投資だという人は大いに問題がある」と言う。
どちらの父が金持ちか
言葉によってはどの言葉が金持ち父さんの言葉か分かるものがある。
どれが金持ち父さんの言葉か知りたい人はぜひ本書を読んでほしい。
最後に
本書に書かれているように、著者は2人の父親によってお金についてずっと考えてきた。
ゆえに金持ちになれた。
お金と真摯に向き合うことで金持ちになれる。
日本人はお金が好きだけど表向きはそうではない。これではお金の話題も減る。
お金への意識を変え、お金に関する教育を幼いときからしてれば正しくお金と向き合える。
教育の在り方によって人生の選択肢はいくらでも増える。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
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