ゆとり世代が勝つためには情報収集力-『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野亮廣
こんにちは!億兆の世界探検家☆ふるきちです\(^o^)/
今回紹介する本はこちら!
著者の紹介
言わずと知れた、お笑いコンビ・キングコング ツッコミ担当 西野亮廣
以前紹介した、『魔法のコンパス』と同じ著者だ。
はじめにより
大人はあなたを指して、「ゆとり世代」だとか、「さとり世代」だとか、「草食」だとか云々かんぬん。
自分達に比べると、まるで最近の若者は“人としての能力が低い”といった言い草だ。
ただ、「最近の若いヤツは……」という苦言は、それこそエジプトの古代遺跡にも象形文字で刻まれていたくらい手垢のついた言葉で、おそらく人類誕生から今までずーっと言われ続けていることだろう。
もし、その言い分が正しければ、理論上、人類なんて、とっくに絶滅している。
スケールダウンを繰り返している生物が生き残れるわけがない。
ゆとり世代の苦痛
はじめに、の冒頭部分の言葉。
この言葉を読んで嬉しかった。
というのも自分もいわゆるゆとり世代であり、会ったばかりの人に年齢を聞かれ大して中身を知られずバカにされる、という切ない思いを何度も経験してきた。
人が自分の力ではどうしようもないことは4つある。
一つは、出自
いつどこで誰のもとで生まれるか
二つ、教育
誰にどのような教育を受けるか
三つ、病気
いつどんな重い病気にかかるか
四つ、死
いつ死ぬか
この四つは人間誰しも共通することで自分ではどうにも出来ない。
出自や教育なんてまさにそうだ。
いわゆるゆとり世代はゆとり世代になりたくなったわけではない。
時の政治家と有権者が子どもに良かれと思って教育制度を変えた。
その結果、失敗らしい。知らんけど。
そして"ゆとり世代"というレッテルを貼られバカにされる。
これは、大人たちに「君たちのことを思って新しいレールを作ったよ」とエスカレーター式歩まされ落とし穴に落とされた気分だ。
当時公立の小中学校に通っていた自分は教育の選択肢は一つしかなくその選択肢を国家によって選ばざるを得なかった。
ゆとり世代が勝つには情報がカギ
さて、愚痴はここまでとする。
今の若者が大人たちに勝っているのは情報収集能力だ。
この能力は大人に勝つことだけでなくこれから時代生きていくのに最も欠かせない能力だ。
時代は勢いよく目まぐるしく変わっている。
1年目の正解が今は不正解だったりする。
この流れに着いていく行くには情報が必須。
時代の最先端はどこかを意識することで優位に立てる。
少しの差、手の届く範囲の差で勝っているから引きずり降ろそうとあの手この手を使ってくる。もうそういうのはごめんだ。関わりたくない。
圧倒的な差で勝つ。
最後に
著者・西野氏は常々「ディズニーランドの創始者・ウォルトディズニーに勝つ」と言っている。
彼なら勝てる。
本当にそう思えてきた。