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ベンチャーで大切なのは「人の和」-『132億円集めたビジネスプラン』岩瀬大輔

こんにちは!億兆の世界探検家☆ふるきちです\(^o^)/

 

 

さて、今回紹介する本はこちら!

 

132億円集めたビジネスプラン

132億円集めたビジネスプラン

 

 

 著者略歴

岩瀬大輔:ライフネット生命 創業者

 

1976年埼玉県生まれ。

東京大学法学部卒業、在学中に司法試験合格。

卒業後、数々の一流外資系企業を経て、ハーバード経営大学院に留学。

卒業時には、日本人では4人目となる上位5%にはいる成績最優秀号を受ける。

帰国後ライフネット生命設立に参加。

 

ライフネット生命とは

ライフネット生命保険 公式サイト - 人生に、大切なことを、わかりやすく。 - 生命保険・医療保険のライフネット生命 | 生命保険・医療保険のライフネット生命

 

 

『132億円集めたビジネスプラン』概要

著者・岩瀬氏がライフネット生命設立に向けて132億円もの大金を集めたノウハウと回顧録。

 小さな雑居ビルの部屋で、1934年以来となる独立系生命保険会社の設立準備が始めた。 しかも、インターネットめ生命保険を売るという新たな試みであった。

 

 

ベンチャーで一番大切なのは「人の和」

岩瀬氏は、小さなベンチャー企業で一番大切なのは「人の和」であると実感する。

また、どんなに有能な人でも優れたアイデアでも宝の持ち腐れ。

周囲の人を巻き込み、実践していくことが出来なければ何ごとも成し遂げることはない。

 

「思い」に共感する人々が集まり、考え、実践に移し、行動していく。そこに集まる人々がいて、ビジネスを動かすことができて、初めて「ベンチャーを興した」ということができます。

(「はじめに」より)

 

 

起業しようか悩んでいる人にはこれ!

著者が留学中にベンチャーの世界に飛び込もうか考えてたときに、地方都市の商店街で生まれ育った奥様の言葉。

 

「私の家は自営業で、小学校の同級生も皆、商店街で商いを営む、パン屋、お好み焼き屋、おもちゃ屋、あるいは自動車ディーラーの子どもだった。

だから私にとって、自分で商売をやることは何ら特別なことでなく、すごいことでもリスクが高いことでもない。もっとも原始的な職業の形態にすぎないけど」

 (「おわりに」より)

 

感想

もちろん、0から独立生命保険を立ち上げに向けて本書では細かなビジネスプランが書かれている。

市場分析や戦略、そして資金集め。

どれも事細かに書かれており、このことがビジネスが如何に厳しい世界を物語っている。

著者の優秀さや努力、そして圧倒的な熱量が本書から伝わる。

なんとなくビジネスを始めることは出来るけど、続けていくには莫大なエネルギーがいる。

そのエネルギーは一人では生み出せない。

周囲の人を巻き込むことでエネルギーは加速していく。

そんなことを思った一冊。

 

 

132億円集めたビジネスプラン

132億円集めたビジネスプラン