目標が自分を引っ張る-『紀州のドンファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』野崎幸助
こんにちは、億兆の世界探検家のふるきちです。
さて、今回紹介する本はこちら。
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)
- 作者: 野崎幸助
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/21
- メディア: 文庫
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タイトルに億や兆がつく本を手あたり次第買っていたら行き着いたこの本。
この本は著者・野崎幸助氏が自ら書いた本だ。
野崎幸助氏が何者かはこちらを参考にしていただきたい。
野崎氏は中学生の頃から「数多くの美女とSEXする」という目標を掲げていた。
そのことは本書で幾度となく書かれ実生活でも「美女とSEXするために稼いでいる」と公言していた。
戦後直後ということもあり貧乏育ち。
お金も地位も名誉もなかった。
中学卒業後、就職したが会社員では十分な収入を得られないことに気づき起業。
和歌山県で鉄くず拾いで生計を立てその後はコンドーム訪問営業&実践営業で儲けていた。
縁があって東京で貸金業を始め、大成功。
そして今もなお、酒類販売、梅干し販売、不動産業、株取引など多数経営で億万長者であり続けている。
御年75歳の今でも「数多くの美女とSEXしたい」という目標は達成し続けている。
話は変わるが、僕は大学受験のとき図書館で知り合った定年を過ぎた恩人からこんな話を聞いた。
「動機は不純なほうが上手くいく」
例えば大学進学の目的は、
・仕事をしたくないから
・モテたいから
・将来金持ちなりたいから
・大学4年間遊びたいから
など、本来の目標とはズラした目標を持つ。
このお陰とは言い切れないが、第一志望ではなかったもののとある国立大学に合格した。
話戻って、
野崎氏がこの本に何度も書いている「数多くの美女とSEXしたい」という目標は決して純粋とは言えない。
それでも野崎氏はうるさいくらい何度も書いているが
動機が純粋だろうが不純だろうが、
自分が心から達成したい目標を掲げると、その目標が自分を引っ張ってくれる。
そして目標は高ければ高いほど加速度的に成長していく。
それはゴムの性質と似ている。
ゴムは遠くに伸ばすほど勢いよく伸ばした先に行き着く。
この著者の生き方は賛否両論だと思う。
でも、ゼロから成金になった点では大いに参考になる。
自分より高いレベルにいる人はどんな過程を経てもバカには出来ない。
むしろ積極的に学び取ろう。
自分より稼いでいる人はみんな師匠だ。
人それぞれ目標は異なる。
誰になんて言われようが自分の人生を歩んでる人は幸せなのだ。
俺は俺の人生を歩もう。
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)
- 作者: 野崎幸助
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/21
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